ロシア人YouTuber北朝鮮を観光“自撮り棒”持ち自由に撮影 2か月前は撮影制限も…
また、街中の撮影については、このような注意も… 北朝鮮のガイド(今年2月) 「ルールを改めてお伝えします。軍人や汚れた作業着を着た人を撮影してはいけません。きれいな服装の人だけを撮影してください」 ロシア人YouTuber ボスクレセンスキーさん 「『それはしないほうがいいですよ、そうしないと困ったことになりますよ』という言葉を聞くと、背筋に冷や汗が流れます」 こうした厳しい規制により、その後の観光ツアーへの参加者が減少したという報道も…。
それから2か月後のツアーに参加したアレクサンドラさん。厳しい規制は、若干緩和されたのではないかと話します。 ロシア人YouTuber アレクサンドラさん 「全部ではありませんが、撮影に関しては、制限は緩和されたと思います。困難な問題には遭遇しませんでした。ガイドからのプレッシャーはありませんでした。非常に快適でリラックスできた旅行でした」 変化の背景には何があるのか。 NNNモスクワ 平山晃一支局長 「北朝鮮は今、軍事だけではなく経済の新たな主要パートナーとしてもロシアに熱い視線を向けているように感じます。最近行われたロシアでの経済イベントにも北朝鮮の参加が相次いで伝えられています。旅行者への待遇変化は、『ロシア人観光』を軌道に乗せたい北朝鮮の本気度を示すものと言えるかもしれません」 金総書記の招待に応じて、今週にも24年ぶりに北朝鮮を訪れるプーチン大統領。両国の急接近を各国も注視しています。