テレビゲームが子どもにとって“害”となるかは親次第! ゲームを活かす3つのポイント
独自の視点で子どもの教育に取り組み、イラストと文章で発信するえみさん。えみさんの「教育」は、いわゆるお受験対策のような「お勉強」ではなく、生きていくために必要な、「考える力」を育むこと。これからの時代を「たくましく生き抜く」子どもの育て方とは?具体的なエピソードを交えて紹介していただきます! 【漫画】開成に合格した子がハマった「ゲーム依存」。母が激怒した僕の一言
テレビゲームが子の害になるかは親次第!ゲームを活かす3つのポイントとは
何かと悪者扱いされがちなテレビゲームですが、テレビゲーム=害かというと、別にそういうわけでもないのかなと。むしろ使い方によっては、子どもの成長にプラスに働くこともあると思います。というわけで、我が家のゲーム活用事例をご紹介します。
ゲームといい付き合い方をしたり、ゲームを活用してさらに学びを深めたりすることが大事かなと思います
①ゲームのルールを決めることで、子どもたちの自制心が身につく
主なルールはこちら
ゲームの使用にルールを設けたことで、生活にメリハリが出ました
②親も一緒になって楽しむ
ついつい親の方が上から目線になりがちですが…
③ゲームの世界だけでなく、ゲームの「好き」から他にも興味を発展させる
というわけで、完成したのがこちら
他にも、カービィは色んな本が出ていて…
カービィの本をきっかけに…
子どもの「好き」に親も興味を持って…
これらの本を、もう何回読んだかも分からないくらい読みまくってます。最近子ども達の読む本が、文字の多い本から漫画本にだいぶシフトしていたのですが、カービィのおかげで文字が多い本にも戻ってきました。子ども達はYouTubeでもカービィの情報収集をしているので、歴代のカービィのゲームが何だとか、このキャラがああだとか詳しくて、もうすっかり我が家のカービィ博士です。 あと子ども達は、自作のカービィのイラストや四コマ漫画も結構たくさん描いていて、すごくクリエイティブな方向性でも伸びているなと思います。とにかく、子ども達をこんなに惹きつけるゲームって本当にすごいです。 ちなみにゲームのルールについては、漫画内に書いたものはごく一部で、他にも色々細かいルールがあります。このルールは普遍的なものではなくて、子ども達の状況によって今後も都度見直していくのかなと思っています。実際、子ども達の方から「ルールを変えたい」と交渉してきて、変えたものもあります。そうやって交渉スキルを身につけていくのもまた、いい経験になっているのかなと思います。 テレビゲームは使い方によって、毒にも薬にもなると思うので、子ども達がいい付き合い方ができるよう、これからも見守っていきたいと思います。
【プロフィール】えみ
長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母。 インスタグラムで、その子育て法を漫画で紹介したところ、「ためになる!」「我が家でも取り入れたい!」と話題に。 コーヒーと甘いものが大好きです。