名古屋FW永井が2得点 35歳でのタイトルに歓喜「この年齢で取れるとは思わなかった」/ルヴァン杯
ルヴァン杯決勝(2日、名古屋3-3新潟 PK5-4、国立)名古屋が延長の末に3-3で終え、PK戦を5-4で制して3大会ぶり2度目の優勝を果たした。雨が降りしきる中、大会史上最多の6万2517人が来場。2度のリードを追いつかれたが、PK戦では5人全員が成功し、王座を奪還した。最優秀選手(MVP)には、今季限りで退団する元オーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラック(36)が選ばれた。優勝賞金は1億5000万円。新潟はクラブ初のタイトル獲得を逃した。 名古屋FW永井が2得点で優勝に貢献した。前半31分に相手GKのパスミスをダイレクトでゴール左に沈め、先制。同42分にも右足で2点目を挙げた。一昨年の夏に5年半ぶりに復帰し、名古屋では初のタイトル獲得。35歳ながら走力に衰えを見せない韋駄天は「キャリアをスタートしたチーム。復帰したときにタイトルを取りたいと思っていた。この年齢で取れるとは思わなかった」と喜びを口にした。