「理にかなった選択肢」レアル・マドリードのMFアルダ・ギュレルが出場機会を求めて武者修行? 複数のクラブが獲得に興味?
レアル・マドリードのトルコ代表MFアルダ・ギュレルが、レンタル移籍する可能性があるようだ。スペインメディア『fichajes.net』が、現地時間30日に報じている。ギュレルは、今季のマドリーでプレータイムを確保できておらず、出場機会を求めて武者修行に出る見込みが浮上している。 19歳のギュレルは、2023年夏にフェネルバフチェSKからマドリーに移籍した。しかし、加入直後のプレシーズン中に右ひざ内側半月板を損傷し、シーズン前半戦を欠場。それでも、シーズン終盤戦では徐々に存在感を発揮し、最終的にはラ・リーガ10試合の出場で、6ゴールを挙げた。EURO2024でも躍動した姿を見せ、今季は更なる飛躍を期待されていたが、ここまで公式戦11試合の出場でプレータイムは292分に留まっている。 そうした状況に同メディアは「アルダ・ギュレルはレアル・マドリードを離れる可能性を排除していない」と題し、「マドリーの期待の若手であるギュレルは、カルロ・アンチェロッティ監督の下で出場時間が不足しているため、レンタルという形での退団に近づいている」と報じた。 さらに「ギュレル本人にとって、レンタル移籍は彼の若さを考えれば理にかなった選択肢かもしれない。彼やその周囲も、一時的な移籍がキャリアにおいて後退するという意味ではなく、別のクラブで出場時間と自信を得て、より良い状態でマドリーに戻るためのチャンスだと捉えている」と記し、「彼の才能と潜在能力を評価する複数のクラブが、貴重な出場機会を提供する意思を示している」と伝えている。果たしてトルコの至宝は、出場機会を求めてマドリーを一時的に離れることになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部