99歳の看護師女性「定年は必要ない」 働き続ける姿から考える人生100年時代 気持ちは“生涯現役”
(池田きぬさん) 「(Q.働きたい気持ちはありますか?)ありますね。ボランティアで皆さんとお話しするのはいいかもしれませんね」 池田さんの気持ちは“生涯現役”です。 CBCテレビ「チャント!」1月22日放送より 【取材後記】 厚生労働省が2023年に実施した、従業員21人以上の企業23万社あまりが対象の調査では、60歳定年が約7割、65歳は約2割、70歳以上は2.3%、定年廃止が3.9%と、圧倒的に60歳定年が主流です。 国は「高齢者雇用安定法」で企業に対し、65歳までの雇用確保を義務づけると同時に70歳まで何らかの形で就業機会を確保することを努力義務としていますが、これを達成している企業は全体の3割しかありません。 少子高齢化に歯止めがかからず、人手不足が深刻な日本。社会経済を回していくためには今後さらに、高齢者雇用は重要になると思います。定年制のあり方も含めて”人生100年時代”を改めて考える必要があるのではないでしょうか。 【CBCテレビ報道部・横山朋未】
CBCテレビ
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