〈エスティバン〉のカードケースは、コンパクトながらしっかり入る頼もしさもポイント!
高機能素材をサンプリングし、印象的な顔に!
ヒップホップの重要な要素に“サンプリング”がある。Qティップを中心とするア・トライブ・コールド・クエスト(ATCQ)の名曲「キャン・アイ・キック・イット?」は、ルー・リードの「ウォーク・オン・ザ・ワイルド・サイド」をサンプリングしていることは有名な話。あの気だるくも優しいベースラインを“素材”に、後世に語り継がれる傑作を作るという“料理法”は、ファッションの世界でも通用する。 そんなことを、この〈エスティバン〉のカードケースを見ていて思い出した。使用されているのは“ウルトラスエード”なる素材。高級車のシートにも使われている高機能素材で、本革のようなソフトな手触りと上質な風合いを持ちながら、軽量で耐久性も高い。さらに、水にも強く、丸洗いが可能という優れもの。
そんな“素材”を、ATCQよろしく、印象的なモノグラム柄に巧みに“料理”し、シンプルながら、収納力も高いカードケースが誕生。内側と外側の印象が全く異なる色使いも遊び心あり。
さらに、どことなく感じさせる優しい印象は、あのベースラインを思い出す。というのは、考えすぎ!? ※雑誌『Safari』4月号より