ビットコイン、9月は弱気相場という評価に反して最安値から22%上昇
現在のサイクルは控えめな下落
こうした調整局面とボラティリティの低下は、ポジティブな側面として捉えることができる。現在のサイクルでは、過去のサイクルと比較して下落の幅が最も控えめであり、最大の減少幅は30%弱にとどまっている。この安定性は、極端なボラティリティの変動に対応できない可能性がある新規の機関投資家にとって極めて重要だ。 ビットコインは現在、第3四半期で1%未満の上昇にとどまっており、取引日はあと数日を残すのみだ。この四半期はドイツ当局による売却やマウントゴックスの弁済などの逆風が吹き荒れ、ビットコインにとっては厳しい時期だった。さらに、Coinglassによると、第3四半期はビットコインにとって通常最も弱気だという。 |翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:Glassnode|原文:Bitcoin's Trading Range Extends Beyond 125 Days as September Shows Resilience
CoinDesk Japan 編集部