羽田-マニラの航空券45人分を代金支払わず詐取、さらに客へ転売し現金化か 自称会社役員を容疑で逮捕 鹿児島中央署
航空関連会社の経営者と称し、知人男性に航空券を購入させだまし取ったとして、鹿児島中央署は9日、詐欺の疑いで、東京都大田区大森北2丁目、自称会社役員の男(58)を逮捕した。「だまし取ったわけではない」と容疑を否認している。 全財産9000万円預け、返ってきたのは「利息」70万円だけ 70代女性「何度も死のうと…」 JR役員の名刺に疑う余地なく 返済求めると「天下のJRですよ」
逮捕容疑は2018年12月20~23日の間、県内で旅行代理店を経営する知人男性に「飛行機の手配が遅れてできなくなった。代わりに手配できないか」などと電話でうそを言い、航空券の電子チケット45人分(計約630万円)を購入させだまし取った疑い。 同署によると、容疑者は18年12月20日までに、羽田-マニラ間の往復航空券の予約客を45人分確保。男性に購入させ、客の名前や予約番号などが書かれた電子チケットをメールで受け取った。27人が実際に渡航していることから、容疑者が客から金を受け取っているとみて調べる。 代金の支払いがないまま連絡が途絶えたことを不審に思った男性が19年4月、同署に相談した。渡航客への聞き取りや携帯電話のやりとりなどで特定した。
南日本新聞 | 鹿児島
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