第94回選抜高校野球 一文字にエール込め 仙台育英高・書道部、大会プラカード揮毫 /福島
3月18日に開幕する第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)を前に、仙台育英高の書道部員が、大会の開閉会式で使うプラカードの校名を揮毫(きごう)した。 「書の甲子園」として知られる第30回国際高校生選抜書展団体の部で地区優勝した全国10校が分担。2度目の全国優勝を果たした仙台育英は、東北地区からセンバツに出場する3校を担当した。 主将の遠山詩穏さん(3年)は聖光学院を担当。「光」と「院」のハネに気をつけて、約2週間前から練習を重ねた。「コロナ禍で思うような活動ができなかったかもしれないが、一つ一つ楽しんだプレーを期待したい」とエールを送った。 21世紀枠で出場する只見を手掛けた岡崎莉子さん(3年)は「二文字とも画数が少ないので、迫力が出るように大きく書いた」と話した。【面川美栄】