北朝鮮が人工衛星を搭載したロケットの打ち上げを予告 期間は5月27日から6月4日まで
東西冷戦期の米ソ宇宙開発競争で大陸間弾道ミサイルが人工衛星や有人宇宙船の打ち上げに転用されたように、大陸間弾道ミサイルと衛星打ち上げ用のロケットは表裏一体なシステムでもあります。しかし、地下核実験やミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮に対して、国連安全保障理事会は弾道ミサイル技術を使用した発射をはじめ、弾道ミサイルおよび核関連活動の停止・計画の放棄を安保理決議で義務付けています。 首相官邸によると、今回の打ち上げ予告を受けて岸田総理は「関係省庁間で協力し、情報の収集・分析に万全を期し、国民に対して、適切に情報提供を行うこと」「米国や韓国等関係諸国と連携し、北朝鮮が発射を行わないよう、強く中止を求めること」「不測の事態に備え、万全の態勢を取ること」を2024年5月27日1時47分に指示したということです。 Source 海上保安庁 – 海の安全情報 海上保安庁 – 日本航行警報 首相官邸 – 令和6年5月27日 北朝鮮より衛星を打ち上げるとして通報があったことに関する総理指示(01:47) NHK – 北朝鮮「人工衛星」打ち上げを通報 来月4日午前0時までの間
sorae編集部