AIが予測する吉田正尚のMLB2024シーズン成績:昨季とほぼ同じ成績で出塁率がアップ
MLBで2年目のシーズンを迎えるレッドソックスの吉田正尚は、MLBへの適応が進むと期待される2024年を飛躍の年とすることができるのか。ファンとしてはぜひ、そういう展開を期待したいところだが、これについてAIの見立ては至って冷静だ。
では、AIによる2024年の吉田の予測を見る前に、先ず吉田が昨季残した成績を主要なスタッツで振り返ってみよう。
◆2023シーズン成績580打席 537打数 155安打 239塁打104単打 33二塁打 3三塁打 15本塁打71得点 72打点 8盗塁 34四球 81三振 7死球打率.289/出塁率.338/長打率.445 OPS .783
メジャー初年度ながら、チームで4番目に多く試合に出場し、チームトップの打率、チーム2位の安打数と三塁打、チーム3位の二塁打と打点をマークしたのは大健闘といって良いだろう。
ただし、5月の月間打率を.354とするなど、最初の78試合では、打率.316、.874 OPS、10本塁打と出色のパフォーマンスを見せながら、オールスターブレーク後は打率.254、.663 OPS、5本塁打と失速したところに課題が浮き彫りとなった。
この失速の主な要因は、メジャー特有の移動距離の長さや試合数の多さに適応し切れなかったところにあるものと思われるが、この辺を2年目の吉田がどう対処するとAIが判断するかは興味深いところだ。
また、打撃面では及第点を上回る成績を残したが、守備では守備指標の1つであるDRSを平均以下の-4としており、この部分が2024年の予測にどう影響してくるかは気になるところだ。
以上を踏まえた上で、AIの予測を見てみよう。
◆2024シーズンAIの予測成績563打席 503.7打数 148.8安打 228.8塁打100.8単打 30.7二塁打 2.7三塁打 14.6本塁打69.9得点 72.6打点 5盗塁 40.3四球 75.6三振 11.5死球打率.293/出塁率.357/長打率.451 OPS .808