<松下洸平>日テレ土9ドラマで地上波ドラマ単独初主演 「放課後カルテ」で超偏屈な「学校医」に
◇原作・日生マユさんのコメント
連載終了から6年たってのドラマ化、いまだ信じられない気持ちです。
松下洸平さんが演じてくださる牧野先生と子どもたちが生きる世界、一視聴者としてとても楽しみです!
マンガではなかったオリジナル展開も描かれる予定です。
たくさんの方にドラマ版放課後カルテ、楽しんでいただけたらうれしいです!
◇日本テレビコンテンツ制作局・岩崎秀紀プロデューサーのコメント
日生マユさんがたくさんの取材を重ね、心血を注いで描き上げたマンガ「放課後カルテ」。ドラマ化させていただけることを本当にうれしく思います。初めてこのマンガに出会ったとき、「これは私の物語かもしれない」と、おこがましくもそう思いました。そう思うのは、きっと私だけではないと思います。
私も、小学生のころ、保健室へよく行く児童でした。今となっては笑って話せるようになりましたが、父に無理矢理入部させられたサッカークラブの活動がある日にだけ、なぜか体調が悪くなって保健室へ行き、母に迎えに来てもらっていました。やがて母には「サッカーがある日だけ具合が悪くなるのね。根性なし」と言われ、自分が嫌になっていきました。しかし、今回のドラマ化にあたって取材を重ねていくと、実はそこには「気づけていない病」があったのではないか、と思わされました。今の小学生もそうかもしれない。子どもたちはきっと、見えないところでいろいろなものを抱えています。そして、それを理解したくても気づけない親御さん、日々のお仕事が多くて児童一人一人と向き合う時間がない先生方もいるかもしれません。普段お子さんと関わらない人でも、学生時代の記憶や、今の生活にも当てはまる部分があると思います。
この物語の主人公・牧野先生は、病気に徹底的に向き合う中で、やがてその原因にまで迫ろうとします。牧野の言動は時に厳しいですが、児童本人すらも気づけなかったことを見つけてあげる。それが彼の役目になっていきます。私が行っていた保健室にも、牧野先生がいてくれたら、もう少し楽に生きられたかもしれない。そう思いました。
そんな牧野を演じてくださるのは、松下洸平さん。ドラマ化を考えているとき、本当に、松下さん以外考えられない!とオファーしました。病気に対しては真剣だけど、どこか人としては抜けている。偏屈だけど愛らしい、新たな松下洸平さんの魅力に、きっと毎週クセになることと思います。