<松下洸平>日テレ土9ドラマで地上波ドラマ単独初主演 「放課後カルテ」で超偏屈な「学校医」に
難しさと楽しさがあると思っています。僕なりの解釈ですが、牧野先生をただのツンケンした、何を考えているのか分からない人にはしたくないというか。彼は誤解を生んでしまうことも多々あるのですが、そこには信念や、医師としての思いも詰まっているんだと思います。ときどき抜けていたり、児童たちにいじられる愛らしい部分もあったり、全部ひっくるめて、視聴者の皆さんに「も~、牧野先生~(笑い)」って思いながら見守っていただけるような、そういうキャラクターになれたらと思っています。
--今日も(ビジュアル撮影で)子どもたちと一緒の撮影でしたし、小学校が舞台なので、撮影現場には子どもたちがたくさん来ると思います。楽しみなこと、不安なことはありますか?
今日の撮影は4人でしたが、ドラマの現場には30人、40人……こればかりは接してみないことには分からないので、でも、せっかく一緒に作品が作れるわけですから、まずは真正面からぶつかっていこうと思います。みんなで遊んだりもできたらきっと楽しいですよね!
--牧野は小学校の保健室の常駐医ですが、ご自身の保健室の思い出は?
僕自身はあまり保健室にお世話になる子どもではなかったような気がします。当時は擦り傷を作っても「唾(つば)つけておけば治るよ!」みたいな(笑い)。
--最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
学園ものでもあり、医療のお話でもあり、二つの側面を持つ新しい作品になるのではないかと思います。子どもたちが主役でいてほしいドラマです。子どもたちの抱える悩みや病に触れることで、僕たち大人が気づかされる部分もたくさんあります。
学校という場所で、出会ったことのない人数の子どもたちと向き合うことで、牧野自身も成長していきますので、ぜひ視聴者の皆さんにも優しい目で「牧野先生、頑張れ!」って見守っていただきたいと思います。
毎話ちょっとほっこりして、少しでもプラスな気持ちになれるようなドラマを力を合わせて作っていけたらと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!