AKB新劇場がド派手リニューアルオープン 秋元康氏「また新しい伝説を作るんだということ」
AKB48は8日、東京・秋葉原の新AKB劇場オープン初日を迎え、新公演「AKB48 18th『ここからだ』」を行った。老朽化などに伴うリニューアル工事が完了し、新劇場は19周年を迎えたこの日にオープン。総監督の倉野尾成美(24)は「新しいAKB48を見せていく」と再出発を誓った。総合プロデューサーの秋元康氏(66)も取材に応じ、現メンバーへの思いを明かした。 第二期黄金時代へド派手なリニューアルを果たした新劇場がお披露目された。倉野尾は「劇場、公演を含め、『ここからだ』と思ってもらえるような仕掛けがたくさん」と新たな“ホーム”に感激した。 あらゆる改装の中でも注目はステージ付近だ。旧劇場と同じく250人収容の劇場内はステージに幅14メートル、高さ2メートルのLEDパネルが取り付けられた。両端にはモニターを設置し、建物の構造上、ステージを隠すことになっていた客席の太い2本の柱にはLEDパネルを装備させ、見切れる奥のステージを映し出す仕組みとなった。 新劇場は、度々延期されてきた秋元氏による約9年ぶりの書き下ろし新公演「ここからだ」でこけら落としされた。タイトルには第二期黄金時代への再出発の意味が込められ、倉野尾は「またAKB48を愛してもらえるように、これから目指すステージは東京ドーム」と再び大舞台に立つことを誓った。 秋元氏は「昔はよかったって言われるのがイヤじゃない?」と現メンバーを思いやり、「また新しい伝説を作るんだということ。だから『ここからだ』」と改めてタイトルについて力説。「世の中には、まさか、よみがえるとはねっていうようなことがある。それを信じてほしい」と“新たなAKB48”に期待を込めた。