【アルゼンチン共和国杯】10番人気ハヤヤッコが復活の重賞3勝目 最後方から追い込み 吉田豊がV導く
「アルゼンチン共和国杯・G2」(3日、東京) 10番人気の白毛馬ハヤヤッコ(牡8歳、美浦・国枝)が58・5キロのトップハンデをものともせず大外から差し切って重賞3勝目を飾った。勝ち時計は2分29秒0(良)。首差の2着に1番人気のクロミナンス、3着に6番人気のタイセイフェリークが続いた。 【写真】真正面から夕陽を浴びる白い馬体 府中の直線に映えるハヤヤッコ 白毛のハヤヤッコが復活Vを遂げた。序盤は最後方で進めながら、直線外に持ち出して力強く伸び、ゴール前の追い比べを制した。19年レパードS、22年函館記念に続く3つ目のタイトルを獲得。勝利自体も函館記念以来、2年4カ月ぶりだった。 鞍上の吉田豊は23年サウジC(パンサラッサ)以来のタイトル。JRA重賞に限れば22年中山記念(パンサラッサ)以来となる。大胆な追い込みで人気の白毛馬の復活を鮮やかに導いた。