夏川りみ、10度目の台湾公演開催へ 台北でPR
(台北中央社)歌手の夏川りみは来年2月、台北と中部・台中でコンサートを開く。台湾公演の開催は10度目。夏川は7日、台北市内で記者会見を開き、代表曲の「涙そうそう」と「童神~ヤマトグチ~」の2曲を三線を弾きながら披露。伸びやかな歌声で報道陣を魅了した。 夏川は喉のケア方法について聞かれると「何もしていない」と告白。「私の喉あめは唐揚げ」と発言すると、会場は笑いに包まれた。また、「麻辣火鍋」(香辛料が効いた辛い鍋)も好きだと明かし、「私は(胃腸が)強いですね。もう台湾人なので」と笑ってみせた。記者会見では所々で中国語を織り交ぜて受け答えした。普段、ドラマを見ながら中国語を勉強しているという。 来年5月にデビュー25周年を迎える夏川。「自分でも信じられない」としつつ、多くの人に楽曲を聞いてもらえて幸せだと話した。30周年をどう迎えるか聞かれると、今の仕事をがんばって続けていくとした上で、何をしてほしいか逆に台湾のファンに聞いてみたいと答えた。 台湾公演は来年2月3日に台北市の台北国際会議センターで、同4日に台中市の中興大学恵蓀堂でそれぞれ開かれる。チケットは販売中。 (葉冠吟/編集:名切千絵)