『アイマスエキスポ』リポート。プロデューサーたちによる創作物や痛車&痛バイクの展示、アイドルたちによるライブステージなど、『アイマス』への“アイ”が存分に集う
2024年12月14日、15日に幕張メッセ 国際展示場にて、『アイドルマスター』シリーズのイベント“アイドルマスターエキスポ(アイマスエキスポ)”が開催された。 【記事の画像(179枚)を見る】 本イベントでは、ライブ、物販、コラボ飲食などに加えて、プロデューサー(※『アイドルマスター』シリーズのファンのこと)も同人誌などの自主制作物の頒布、コレクションなどの展示を行える、運営とプロデューサーがいっしょに作り上げるイベントとなっている。 本記事ではそんなアイマスエキスポの様子やライブステージの中で取材が可能となっていた天海春香のソロライブと『学園アイドルマスター』のミニライブのリポートをお届けする。 『アイマス』への“アイ”に溢れるイベントに LIVE SHOWCASE AREA 各ブランドのアイドルたちが“SHOWCASE”をコンセプトにライブを行うメインステージ。取材日の12月14日には、天海春香のソロライブ、シャイニーカラーズ、シンデレラガールズ、SideMのパフォーマンスが行われたが、天海春香のソロライブのみ取材可能になっていた。 14日のオープニングも飾った春香のソロライブ。開演とともに彼女が登場すると、大歓声が沸き起こる。会場が熱気に包まれる中、『START!!』と『乙女よ大志を抱け!!』を披露。キャッチ―なメロディーに合わせて弾ける笑顔とともに歌い上げて、爽やかにオープニングを飾った。 続くブロックでは、『GO MY WAY!!』、『私はアイドル▼』(※▼はハートマーク)、『ステキハピネス』が展開。往年の名曲も交えたアツいラインアップに、会場からの声援も止まらない。赤いペンライトも勢いよく振られ、大きな一体感が生まれていた。 MCでは、「私がトップバッターでいいのかなと思ったけれど、皆さんの笑顔と温かい声援で、不安も吹き飛びました!」とプロデューサーの応援に改めて感謝。会場の声援に応えるように、『I Want』、『ストレートラブ!』、『The world is all one!!』、『CRYST@LOUD』の4曲でさらに畳み掛ける。ステージを駆け回り、会場に手を振りながら天真爛漫なパフォーマンスを届け、アイドルとしての貫禄の姿を見せつけた。 その後は、「大きなイベントのトップバッターを飾ることができたのは、765プロのみんなや、プロデューサー皆さんのおかげです!!」とメッセージを送り、アイドルとしてのはじまりの楽曲『THE IDOLM@STER』を披露。最後まで元気いっぱいに楽曲を届けたところで、「(今回のイベントを)楽しんでいってくださいね!」とライブステージを締めくくった。 なお、春香のソロライブステージのほかに、取材NGだったステージの写真もオフィシャル画像が提供されたので、あわせてご紹介。 M@STER EXPO LIVE SHOWCASE { “THE CUBE” ( 1535114 ) } M@STER EXPO LIVE SHOWCASE CINDERELLA STAGE DAY1 M@STER EXPO LIVE SHOWCASE Side P@SSION!!! EXPO STAGE ミニライブ、トークショーからファン参加型イベントまで、“アイ”がいっぱいの多彩な内容のステージイベントを開催するエリア。ここでは、取材が可能となっていた、学園アイドルマスター エキスポミニライブのリポートをお届け。 出演者 ・小鹿なおさん(月村手毬役) ・伊藤舞音さん(倉本千奈役) ・川村玲奈さん(篠澤広役) ・進行補佐:村田綾香さん(真城優役) 開演時間になるとオーバチュアとともに小鹿さん、川村さん、伊藤さんの順にステージに登場。そして、『学マス』のライブの始まりと言えば恒例の『初』を3人で歌い上げ、ライブは幕を開けた。 MCに入ると会場に集まったプロデューサーの多さに驚きつつ、自己紹介などを行った。“初”ツアーを終えたとはいえ、まだ初々しさを感じさせるふわふたしたトークを展開する3人だったが、ライブパートに入ると、雰囲気は一変。つぎのソロ曲パートで、小鹿さんは『Luna say maybe』を全身全霊の力を込めるように、川村さんは『光景』をやさしくも力強く、伊藤さんは『Wonder Scale』を歌うことの楽しさを表現するように弾むように歌い上げ、プロデューサーたちを魅了した。 ここで真城優役の村田さんを呼び込み、ラジオ番組“初星学園放送部”の出張版として、トークを展開。ソロ曲の感想を聞かれた小鹿さんは、『Luna say maybe』を披露するのは8月25日の初声公演(渋谷)以来であることに触れつつ、楽曲後半のクラップをプロデューサーといっしょに行ったり、ラストにステージを駆け回ったり、振り付けを変更したことを明かしていた。そのほかにも初ツアーの思い出や裏話に関する話題も。 そして、最後の曲『Campus mode!!』へ。プロデューサーとのコールアンドレスポンスを楽しみながら、満面の笑顔で同曲を歌唱し、ライブは終了となった。 なお、エキスポステージではヴイアライヴのライブステージやマスコットとのグリーティングなども行われていた。 企業ブースエリア パートナー企業による新作グッズの展示や販売、ブース来場特典の配布などが行われたエリア。どのブースにも長蛇の列ができており、賑わいを見せていた。 2025年春に稼動予定のアーケード用ゲーム『アイドルマスター TOURS』の試遊の様子。取材に訪れたのは午前中だったが、すでに整理券の配布が終了していたほどの人気ぶり。 キャラクターグッズ&アパレル製作販売を行うコスパでは、『学園アイドルマスター』のグッズも豊富に販売。 YouTube“アイドルマスターチャンネル”のブース。ここでは、リアルタイムで生配信が行われていたほか、来場者アンケートなども実施されていた。 “アイドルマスターポータル”の公式ブース。自身の二次元バーコードを読み取って“出勤”すると、20周年ティザービジュアルを使用したイラストカードなどがプレゼント。 キャラクタートレーディングカードゲーム『ヴァイスシュヴァルツ』のブースでは、登場するアイドルたちのカードが展示。 キャラクタープロデュースカンパニー・ベイシカによるアイドルたちのイラストの展示。ズラリと並ぶアイドルたちのイラストは圧巻。 筆者・NiSHiの担当アイドルの一ノ瀬志希の姿をコッソリとパシャリ。 アソビストアのブースの様子。 アイマスエキスポ公式“M@-1”ももちろん展示。 2025年2月24日に実施予定の全国プロデューサー検定(アイマス検定)をイメージした展示が。 同ストア内で販売中のグッズの数々。 『シャイニーカラーズ』のブースでは、“コメティック”にフィーチャーした展示を実施。 大きな短冊に作中の名言が記載。 アニメの“2nd season”のブルーレイ予約を告知する、芹沢あさひと浅倉透が描かれた巨大な広告。 『SideM』は“GREATEST PASSION!!!!!!!!!! 進捗報告 in 315プロダクション会議室出張版”としてブース出展。 先ほど紹介した“M@-1”を着たアイドルたちの等身大パネル。 『ミリオンライブ!』は、『ミリシタ』開発チームのアートディレクターの田宮氏の描きおろしパネルも展示。 サークルエリア プロデューサー(ファン)による公式のサークル出展エリア。頒布する自主制作物はもちろん、コレクションの展示などもこだわりが詰まっており、『アイマス』への“アイ”がひしひしと感じられた。 CHEERING BANNER MUSEUM エキスポを彩る“応援幕”を掲出するエリア。アイドルを応援するイラストはもちろん、個性的な内容のものもあり、バラエティ豊富なラインアップとなっていた。 謎解きゲーム「奥空心白と行く!エキスポプロデュースチャレンジ」 EXPO AREAの入場者全員が遊べる周遊型謎解きゲーム。『アイドルマスター スターリットシーズン』に登場した“奥空 心白(おくぞらこはく)”とともに会場を巡りながら謎を解いていく。 謎解きの難易度はそこそこ高めなものの、ヒントをくり返しもらえて、どうしてもわからない場合は答えも教えてくれるので、そこまで気負わずに挑戦できる形に。無事クリアーすると公式フレークシールがもらえるほか、ちょっとしたサプライズも用意されているので、ぜひ挑戦してみてほしい。 ちなみに、2日目に謎解きに挑戦する方にアドバイスをするならば、謎解きゲームの説明をしっかりと確認することをおすすめします。筆者は流し読みしていたため、大事なことに気づけず、2時間悩みました。 謎解きにはEXPO AREAの入場時にもらえる専用キットとLINEを使用する。 会場のさまざまな場所で各ブランドのアイドルが待っているので、会場を歩き回って、そこに書かれた情報をもとに謎を解いていく。 DECOR@TION CAR MEETING 隣接特設会場としてCAR MEETINGエリアも。痛車や痛単車がずらりと並ぶのは圧巻。 公式物販エリア 野外展示場では公式グッズやCDの販売が行われていた。 コラボ飲食 コラボフードやドリンクはキッチンカーで販売。商品によっては早々に整理券がなくなるほど大盛況振り。