田口淳之介、23年ぶり映画出演に喜び「すばらしい作品に携われたことがうれしい」鉄板自己紹介&新年抱負も
元KAT―TUNでタレントの田口淳之介が3日、都内で映画「僕のなかのブラウニー」(相馬雄太監督)公開初日舞台あいさつに出席し、20年以上ぶりの映画出演の思いを語った。 田口は、登壇直後に「明けましておめでとうございま~す!新年一発目ですので、ご唱和いただけたらうれしいです。入り口、出口、田口で~す!」とはっちゃけた様子で、鉄板の自己紹介を披露した。 本作は、震災で妹を失った少年と周囲の人々の姿を温かいまなざしでつづったヒューマンドラマを描く。田口は物語の鍵を握る翻訳家・大輔を演じている。 映画出演は「模倣犯」(2002年)以来で、「20年以上ぶりの映画出演でして、すばらしい作品に携われたことがうれしいです」と歓喜。「震災というものを風化させないこと、そしてファンタジーでもあるので心温まる作品で、たくさんの方にご覧いただきたいです」と呼びかけた。 監督は、田口のキャスティング理由を「僕は数年前に心の病気にかかってしまい、ご飯が食べられなくなってしまったんです」と告白。「そんな時に、(フジ系ドラマ)『リーガル・ハイ』をみて、田口さんは蘭丸という役で出演されていて、そのキャクターがすっごくおいしそうにご飯を食べるんです。こっちまで食欲が沸いてきて。田口さんのお芝居は見た人を元気に幸せにする力あるなと思って、商業映画を撮るときは絶対にオファーしようと決めていました」と明かした。 田口は、イベントの最後に今年の抱負を聞かれると、「今までやってきたものをしっかり練り直して、40歳にもなるのでそこに向けてこの一年使って、演技の方では映像や舞台など皆さんの前に立てるような活動を続けていきたい」と意欲を語った。
報知新聞社