●センサー搭載で自動でアシストモードが起動

　坂道や長距離を走行する際に頼もしい自転車の電動アシストですが、今乗っているアシスト非搭載の自転車にも愛着があるし、買い替えや買い増しは躊躇するという人も多いはず。 【画像】ラクに電動アシスト自転車を体験できる新デバイスを画像で見る（13枚） 　そういう場合にぴったりなアイテムが、現在クラウドファンディングサイトのキャンプファイアにて支援受付中の“後付け”式の電動アシストデバイス「P.Wheel」。 　サドルのシートポストに後付けするだけで自転車に電動アシスト機能をプラスできるというもので、慣れれば約30秒ほどで取り付け可能という手軽さで利用できます。

シートポストに締め付けるだけという簡単な装着法

　本体はABS素材やプラスチックなどにより耐久性高く作られており、そのボディはわずか30cmほどと非常にコンパクト。重さも約2.0kgと軽量のため、サイクリング用のバッグに納めて気軽に持ち運べ、収納時も省スペース。 　後輪の上部と「P.Wheel」のゴム製ホイール部分が適切に接すれば使用でき、幅広いタイプの自転車とタイヤに装着可能。このゴム部分も耐摩耗性のある素材となっており、長期間に渡り安定した性能をキープします。 　この小さなボディでフル充電後から約50km（HALFモード時）もの走行距離と、最高速24km／hというパワーを発揮しますが、目安として50kmというと東京駅からおよそ八王子までの距離であり、そのタフな性能がおわかりいただけるはず。 　走行時は時速が5kmを超えると自動的にアシストモードが起動し、ペダルを漕ぐ回数が増えるとパワーが増加、漕ぐ回数が減ればパワーが減少するという“知能的”なセンサーを搭載してスムーズなアシストを実現。 　専用アプリを入れたスマホとBluetoothによって連携させることもでき、アプリによりアシストモードの調整や、サイクルコンピュータ機能によって速度や時間、距離の把握も可能と、アシストだけでなくサイクリングそのものの楽しさも提供。 　取り付けた姿も非常にスマートであり、いい意味で“電動アシスト自転車感”の少ないルックスで、お気に入りの自転車の持ち味そのままに楽しめるというのも大きなメリットではないでしょうか。 　現在キャンプファイアでは早割など複数のコースが用意されて支援受付中です。 ●製品仕様 「P.Wheel」 ・価格（消費税込）：5万9450円～（超早割コースの場合） ・本体サイズ：305×100×117mm ・本体重量：2.0kg ・バッテリー：18V／10AH ・出力電力：200W ・最高速：24Km/h ・最高航続距離：50km（フル充電、普通の状態）、実際の状況は地形や荷重により異なります ・充電時間（フル充電）：5時間 ・充電器：入力 100ー230V　出力 21V／2A