日本でも大ブレイク中! チェ・ジョンヒョプのおすすめ出演作BEST3
時速493キロの恋(2022年)
才能はそこそこだけど情熱は全然ないバドミントン選手ジョンヒョプは、ある騒動で所属するチームを退団。引退するつもりが実業団最強のチーム「ユニス」に声をかけられ、選手を継続することに。そこで、「チームの鼻つまみ者」として仲間外れにされていたパク・ジュヒョン(『人間レッスン』)と出会います。かつて天才少女と呼ばれ、国家代表チームの有望選手だった彼女は、3年前のある事件(協会への賄賂事件)をきっかけに表舞台から姿を消していたんですが、どうしても競技を諦めきれず、冗談みたいに低い契約金でやっとのことで復帰していたわけです。物語はこの二人が競技を通じて恋に落ち、人生を変えてゆく過程を、めっちゃ熱くだけど爽やかに描いていきます!
さてジョンヒョプが演じる役はというと、体育会にこういう人いたら即変人認定というタイプ。冒頭、ダブルスの試合中にパートナーが怪我するんですけど、「大丈夫、まだやれる!」と言う本人さしおいて自分から試合を棄権しちゃう。スポーツには「あそこで無理して試合を続けなければ、後遺症に悩まされることなかったかも」って局面があると思うんですが、そういうのを「あほらし!」と思ってる人です。ジョンヒョプがそうなった理由は、彼の姉が桁違いの天才選手だったからなんですね。どんなに努力しても、両親の愛も世の中の注目も姉が全部かっさらっていく中で「あほらし!」って斜に構えた人になっちゃったわけです。これが「自分にはバドミントンしかない」というジュヒョンに出会い、ミックスダブルスのパートナーになることで、変わってゆきます。
周囲にあることないこと言われ、いじめられ、いいように利用されながらも、腐ることなく、めっちゃ不器用に真っ直ぐ進むジュヒョンを、ジョンヒョプは最初は冷笑してるわけですが、彼女は「あんたはすごい才能を持った選手だってことを、隣で一緒に証明したかった」と言われて、ズキュンときちゃうんですね。これまでジョンヒョプにそんな事を言ってくれた人は、誰ひとりいなかったんです!この場面のジョンヒョプの表情が「うんざり」から、うっかりガードが外れてゆき涙が滲んでくるってのが、めっちゃいい~~!ダブルスを結成し、最初のハイタッチの時の笑顔ったらあなた、マジでマジでマジで可愛すぎ!!時々挟むおっさんギャグもジョンヒョぷが言うと可愛のどうして!?スマッシュでヘソがみえるのもいい!(マニア)