「通行の邪魔」アイスピックで車2台のタイヤ刺した疑い 73歳男を逮捕 自転車で通りがかる
熊本市北区の飲食店の駐車場に止められていた普通自動車2台のタイヤをパンクさせたとして、73歳の男が逮捕されました。男は「通行の邪魔だと思った。アイスピックで刺した」と話しているということです。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、熊本市北区植木町の無職の男(73)です。熊本北合志署によりますと、男は11月15日午後10時過ぎ、熊本市北区植木町の飲食店の駐車場で、市道にはみ出す形で止められてた普通自動車2台の後輪を1本ずつパンクさせた疑いがもたれています。 翌日未明、タイヤに数か所の穴があきパンクしていることに気づいた所有者が警察に通報しました。その後の捜査で、防犯カメラにタイヤ付近でかがんでいる男が映っていたことから逮捕に至りました。 警察の調べに対し男は容疑を認め、「自転車で通りがかったが通行の邪魔だと思い、アイスピックで刺した」と話しているということです。警察は、男がアイスピックを持って自転車を運転していた理由など詳しい経緯を調べる方針です。