ホストで多額の“借金”なぜ… トラブル相談が急増 新宿区や警視庁…高額請求被害の対策へ【#みんなのギモン】
■売掛金が違法になるケースも…
では、どうすれば良いのか。たとえば、冷静な判断力を奪われて、結果的に多額の被害になる場合には、消費者契約法の取り消しの対象になることもあり得ます。また、売春や性風俗店で働くようホストなどが客にあっせんすることは、職業安定法で取り締まれるケースもあるということです。 国会でも自見消費者担当相が「被害者救済のために対策を検討していく」としています。
■悩んでいる人はまず相談を 激しい取り立て…迷わず「警察」に
いま、まさに困っている人や悩んでいる人は、どうすればいいのでしょうか。 小師弁護士は「無料で弁護士に相談できる『法テラス』に。また『消費者センター』に駆け込むのも手段です。取り立てが激しい場合などは、恐れず警察に相談してほしい」と話していました。 もし身の周りで困っている人がいた場合、「相談できる場所があること」を伝えていきたいものです。一方で若い人たちがこのような被害に巻き込まれないよう、対策が求められます。 まずはこの売掛金システムのあり方を、ホストクラブは自主的に見直してほしいと思います。そして、トラブルになってしまった人を、周りが気づいて助ける方策も必要です。 (2023年11月17日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
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