出産費用の平均、昨年度初の50万円超え 今年4~9月は約51万8000円
厚生労働省は、出産にかかる費用の平均が昨年度初めて50万円を超えたと公表しました。また、今年4月から9月までの平均は、およそ51万8000円だったということです。 現在、帝王切開をのぞいた通常の分娩は保険適用はされておらず、全額自己負担となっています。 入院料や分娩料など、出産にかかる費用は上昇傾向で13日、公表された、出産費用に関する調査結果によりますと、昨年度の平均額は50万6540円で、初めて50万円を超えました。 また、今年4月から9月までの平均額は51万7952円で、増加傾向が続いています。 昨年度の費用平均を都道府県別にみると、東京都が62万5372円で最も高く、最も低かった熊本県の、38万8796円とは、およそ24万円の差がありました。 政府は2026年度をめどに出産費用を保険適用とすることを検討しています。