冬に咲く雪の桜 満開 外堀ライトアップ見ごろ/弘前公園(青森・弘前市)
桜の名所・弘前公園(青森県弘前市)の外堀をピンク色の照明で演出する「冬に咲くさくらライトアップ」によって、雪の積もった枝がピンク色に浮かび上がり、6日、見ごろを迎えた。同市では朝から断続的に降雪があり、夜には満開の桜を思わせる風景が広がった。 弘前市民らでつくる実行委員会が主催し、今冬で8回目。1日に始まり、追手門付近約500メートルの外堀をLED投光器で照らしている。光で弘前の四季を表現し、ピンクのほかに緑、オレンジ、白の4色に彩られる。6日は多くの人がスマートフォンやカメラを手に訪れて写真に収めていた。 藤崎町の髙木威さん(56)は「毎年来ているけれど今年もきれい。枝に雪が積もらないと絵にならないから、今日来て良かった」と話した。 ライトアップは来年2月28日まで。