岡山の23歳MFがプロサッカー選手を引退「悔しさを違う形に変えて、次のステージでぶつけていきたい」
ファジアーノ岡山は28日、MF山田恭也(23)がプロサッカー選手を引退することを発表した。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 岡山県出身の山田は岡山のアカデミーで育ち、2020年にトップチーム昇格。今季はヴェルスパ大分(JFL)に育成型期限付き移籍で加入したが、5月に岡山へ復帰していた。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント ●MF山田恭也 (やまだ・きょうや) ■生年月日 2001年7月29日(23歳) ■出身地 岡山県 ■身長/体重 177cm/70kg ■経歴 ピナクル倉敷FC-岡山U-15-岡山U-18-岡山-高知ユナイテッドSC-岡山-ヴェルスパ大分-岡山 ■出場歴 J2リーグ:4試合 JFL:27試合1得点 天皇杯:6試合1得点 ■コメント 「2024シーズンをもちまして、サッカー選手を引退することを決めました。 サッカーを始めて18年間、僕に関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。 18年間のサッカー生活のうち、11年間をこのファジアーノ岡山というクラブにお世話になりました。僕にとって生活の一部にファジアーノ岡山がありました。育成組織に入り、より身近にプロというものを感じるようになり、絶対にここに立って活躍するということを目標に今までやってきました。 素晴らしい方々に恵まれ、お世話になりここまで来ることができましたが、プロでの5年間は結果を出せず、もどかしい日々が続きました。しかし、最高のチームメイト、スタッフ、サポーターの方々のお陰でここまでプレーすることができました。ありがとうございます。 ファジアーノ岡山、高知ユナイテッドSC、ヴェルスパ大分での日々が僕にとっての宝物です。 僕にとって最後のシーズンに、ファジアーノ岡山がJ1昇格を成し遂げました。僕がまだアカデミーに入りたての頃は、口にはしていても遠くに感じていたものでしたが、そのJ1の舞台にファジアーノ岡山がいることは感慨深く、とても嬉しいことです。ただ、その力に僕がなれませんでしたが、その悔しさを違う形に変えて、次のステージでぶつけていきたいと思います。この悔しさが、これからの僕にとっての原動力になると確信しています。 これまで多くの方の支えがあり、今の僕がいます。いつかそんな誰かを支えられるような自立した人間になれるように日々精進していきます。 僕にとって幸せな18年間のサッカー生活でした。 僕に関わってくださった全ての皆さま、ありがとうございました。」