到着待たれる西側の武器弾薬 ハルキウ戦線でロシア軍攻勢
ハルキウ、ウクライナ、5月21日 (AP) ― 春季大攻勢に出たロシア軍は5月19日、ウクライナ東北部のハルキウ州に対して猛烈な砲爆撃を敢行、この攻撃で少なくとも11人が死亡した。 ロシア軍が目指すハルキウ州では、州都ハルキウに対する砲撃で6人が死亡、27人が負傷した。 また、同市の南東に位置するクピャンスクに対する攻撃では、5人が死亡、9人が重軽傷を負った。 ロシア軍は先週、ハルキウ州に対する攻撃を開始し、兵力、装備ともに劣勢に立たされたウクライナ軍に圧力を掛け続けている。 ウクライナ軍は、供給が遅れている西側諸国からの武器弾薬の到着を待っており、それまでの間、爆弾を搭載したドローンで車両を爆撃するなどして、新たな戦線で辛うじてロシア軍の進撃を押さえている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)