迫る山形県知事選挙(1)現職・吉村美栄子氏の訴えは 福島県からの立候補者について現職は何を思うか
山形県知事選挙が迫ってきた。山形県知事選には現在2人が立候補を表明している。 立候補を表明しているのは現職の知事である吉村美栄子(よしむらみえこ)氏(73)と、福島県白河市の自営業・金山屯(かなやまじゅん)氏(84)の2人。 【写真を見る】迫る山形県知事選挙(1)現職・吉村美栄子氏の訴えは 福島県からの立候補者について現職は何を思うか この記事では現職・吉村美栄子氏について見ていきたい。 ■吉村美栄子氏(73) 4期続いた吉村県政。吉村氏は5期目を目指して立候補を表明した。表明するのも早いとは言えず、12月6日、県議会12月定例会の代表質問で自民党の質問に答える形でようやく表明した。 5期目を目指すとみられていたものの表明が遅くなったことで、県内の各党の対応も後手に回った感は否めない。自民党は対立候補擁立を模索するも結局擁立できず、吉村氏支援を表明する事態となった。 5回目にしてまったくの無風状態となった選挙。と思われたとき、12月25日に福島県から立候補を表明したのが金山氏だった。 ■吉村氏の公約は 吉村氏の公約は大きく5本の柱になっている。 1.県民が幸せを実感できる山形県・・・若者、女性の活躍や文化とスポーツの振興など 2.安心安全に暮らせる山形県・・・県土強靭化など 3.誰もがいきいきと働ける山形県・・・ものづくり人材育成、ものづくり付加価値向上など 4.関係人口と交流人口の拡大による元気な山形県・・・観光、交流の拡大など 5.県民一人ひとりが輝く山形県・・・多文化共生社会の実現、若者・女性も住みやすい環境づくりなど 以上の公約を掲げている。 ■無風から一転、選挙戦に 12月6日の立候補表明から金山氏が立候補を表明する25日までの間、吉村陣営はどんな様子だったのか。関係者に聞くと「正直安心ムードだった」と漏らす。 「吉村氏自身も緊張感がなかったわけではないが、自民党も支援に回ったし、行けるだろうという表情だった」とも話した。 金山氏の立候補で選挙戦になる様相だが、吉村氏は12月28日、報道陣に「その方のおかげで17日間の選挙期間をいただいたと思うので、プラスの方に受け取って、できるだけ県内を回り多くの県民の皆さまに政策を訴えたい」と語った。
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