阪神・岡田彰布監督

■プロ野球　阪神2ー1ヤクルト　（15日　甲子園） 阪神はヤクルトに逆転勝ち、今季8度目の3連勝で68勝58敗6分の今季最多貯金「10」とした。首位・巨人が中日に勝ったため2ゲーム差のまま。先発・ビーズリーが初回に自らの暴投で1点を先制されるも2回に佐藤輝の同点弾、続く前川のプロ初甲子園のアーチの連続弾で逆転した。ビーズリーは6回2安打1失点で8勝目。石井、桐敷、ゲラが無失点リレーを見せた。ゲラは13セーブ目。 先発・ビーズリーは今季12度目の登板、試合前まで7勝2敗、防御率1.74。前回の9月6日・ヤクルト戦（神宮）は5回を3安打1失点で勝ち投手。今季のヤクルト戦は4度目、3戦全勝、防御率1.06。また今季甲子園では4勝0敗、防御率1.13だった。 ビーズリーは1回、西川に中安打、岩田の犠打、サンタナの三ゴロで2死三塁から自身の暴投で1点を失う。村上とオスナに連続四球も長岡を一ゴロに打ち取った。 スタメンは不動のメンバー、前川が6番レフト、木浪が8番、捕手には梅野が入った。 ヤクルトの先発・高梨に1回、近本と中野が連続見逃し三振、森下は空振り三振に倒れた。 だが2回1死から佐藤輝がライトスタンドへ14号ソロを突き刺し、続く前川もライトスタンドへ中段に4号ソロを放り込み一気に2ー1と逆転。佐藤輝はヤクルト戦は今季7本塁打目。前川はプロ初甲子園アーチ。 ビーズリーは2回を三者凡退、3回も西川を三ゴロ、岩田とサンタナを連続空振り三振と1番からのヤクルト打線を3人で抑える。 ビーズリーは4回、村上とオスナを連続空振り三振、長岡を見逃し三振と3イニング連続で走者を出さない。 4回の攻撃は森下、大山、佐藤輝のクリーンナップが三者凡退に終わる。ビーズリーは5回、先頭・山田に四球も後続をキッチリ3人で抑えた。 打線は5回、先頭・前川が中安打、梅野が遊ゴロ併殺打も木浪が中安打、ビーズリーは空振り三振に倒れた。 ビーズリーは6回、先頭・岩田に中安打に二盗を決められ無死二塁に。サンタナを空振り三振、村上を一ゴロ、オスナを遊ゴロに打ち取った。 ビーズリーは6回を97球、2安打、3四球、9奪三振の1失点（自責1）で降板し8勝目（2敗）。 7回は2番手・石井が先頭・長岡を遊ゴロ、山田を投ゴロ、内山を遊ゴロに打ち取った。7回の攻撃で先頭・大山がツーベース、佐藤輝が空振り三振、前川がライト前に打球を飛ばし大山が本塁に還るもヤクルト・高津監督のリクエストで判定が覆り、追加点とはならず、2ー1のままとなった。 8回は3番手・桐敷が代打・増田に右安打、西川を遊飛、岩田の犠打で2死二塁、サンタナに四球も村上を中飛に打ち取った。 9回は4番手・ゲラが2死から山田に四球、代打・川端に右安打、代打・中村に四球で2死満塁も代打・澤井を空振り三振に抑え、13セーブ目（1勝4敗）を挙げた。