関空の訪日客、コロナ前超え145万人 日本人は6割超に回復=2月実績
関西国際空港を運営する関西エアポートグループの2024年2月利用実績(速報値)によると、関空の国際線と国内線を合わせた総旅客数は、前年同月比60%増の234万2158人だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前の2019年同月と比較すると7%減だったものの、8カ月連続で200万人を超えた。 国際線の旅客数は98%増(19年同月比8.9%減)の180万6101人で、2年1カ月連続で前年を上回った。このうち外国人旅客は96%増(5.1%増)の145万2217人。速報値として2年(24カ月)連続の前年超えで、2カ月ぶりにコロナ前を上回った。日本人旅客は2.11倍(39.7%減)の34万9390人で2年10カ月連続で前年を上回り、コロナ前の6割超えまで回復した。また、通過旅客は2.28倍の4494人だった。 国内線の旅客数は3%減(2%増)の53万6057人で、4カ月連続で前年を下回った。
Yusuke KOHASE