DeNAドラ6坂口が指名あいさつ 「成り上がり」日本一に続き6位からの「成り上がり」へ意欲
今ドラフトでDeNAから6位指名された坂口翔颯投手(22=国学院大)が11日、横浜市内の同大で進藤達哉チーム統括本部長補佐、木塚敦志担当スカウトらから指名あいさつを受けた。 運命のドラフトから18日。その間にプロ野球は、DeNAの26年ぶり日本一で幕を閉じた。最速153キロ右腕は達成の瞬間をテレビ観戦していたそうで、「日本一のチームの一員になれることを凄く楽しみに思う」と笑顔を見せた。 DeNAはリーグ3位から頂点へ成り上がった。日本シリーズで2連敗から4連勝した戦いを、国学院大野球部のチームカラーとダブらせ「おこがましいですけど、自分たちも低迷した時期があって、そこから粘り勝ち切った」と共感したという。 自身も「成り上がる」。ドラフト6位の下位指名だが、昨年の同5位石田裕(中大)を始め、日本一には下位指名の選手が数多く貢献した。「石田さんとも仲良くさせていただいている。自分も(活躍して)後を追いたい」と拳を握った。