【DSの世界観を明確に表現】DS 4に最上級の仕上げが施された特別仕様車「オペラ BlueHDi」が登場
DSブランドのCセグメントハッチバックモデル「DS 4」に、DSの世界観をさらに色濃く織り込んだ特別仕様車「DS 4 オペラ BlueHDi(OPERA BlueHDi)」が設定された。「オペラ」はDSのモデルラインアップの中で最上位グレードを示す名称で、DSブランドの世界観を存分に織り込んだフラッグシップに位置づけられる。DSブランドの中でも特別なモデルというわけだ。 【画像】最上級の仕上げが施されたDS 4の特別仕様車「オペラ BlueHDi」を詳しく、写真を見る(全8枚)
既存の枠組みにとらわれないアヴァンギャルドな存在
DS 4は、2022年1月にフランス・パリで開催された「第37回国際自動車フェスティバル」で「Most Beautiful Car of the Year」(世界で最も美しいクルマ)に選出され、日本市場にはSUVの「DS 7クロスバック」、コンパクトSUVの「DS 3クロスバック」、フラッグシップサルーンの「DS 9」に続く、新世代のDSブランド第4のモデルとして2022年4月に登場した。 カテゴリーとしてはCセグメントのハッチバックとなるが、流麗なシルエットや彫刻的なフォルム、ダイヤモンドをモチーフにしたというシャイニーブラックのフロントグリルなどが、DSの独特の世界観を表現。継ぎ目のないシームレスなインテリアともあいまって、既存の枠組みにとらわれないアヴァンギャルドな存在となっている。 さらに、2023年7月にはパリ・オートクチュールの息吹を盛り込んだ限定車「DS 4 DSコレクションモデル」、2023年11月には上質感とスポーティさを高めた特別仕様「DS 4 パフォーマンスライン」を設定して、DS 4の世界観をより明確にしてきた。
DS 4に最上位グレード「オペラ」が設定されるのは初めて
今回設定された特別仕様車「DS 4 オペラ BlueHDi」は、通常モデル「リヴォリ BlueHDi」をベースに、DS 4としては初めて、DSのモデルラインアップの中で最上位グレードとなる「オペラ」仕様に仕上げたモデル。 インテリアは、シートからダッシュボード、フロントコンソール、ドアトリムまで、すべて落ち着いたブラウンを基調の上質なクリオロブラウンナッパレザーで仕立て直され、上品な室内空間を演出。さらに、オートクチュールのドレスをイメージしたパールトップステッチ、ウォッチストラップデザインを採用したシートデザインなど、DSブランドが持つ、フランスの「サヴォア・フェール(匠の技)」の美学がたっぷりと織り込まれている。 またボディカラーには、上品な光沢や澄み切った輝きを持つブラン ナクレを設定。クリオロブラウンのインテリアとともに、上品で自然な雰囲気を醸し出している。 車両価格は¥5,814,000で、限定台数は設定されていない。
■特別仕様車「DS 4 オペラ BlueHDi」スペック 全長×全幅×全高 4,415×1,830×1,495mm ホイールベース 2,680mm エンジン 直列4気筒DOHCディーゼルターボ横置 総排気量 1,498cc 最高出力 96kW(130PS)/3,750rpm 最大トルク 300Nm(30.6kgf・m)/1,750rpm トランスミッション 8速AT 駆動方式 FF メーカー希望小売価格 ¥5,814,000(税込) 文/近藤暁史 写真提供/ステランティスジャパン
MonoMaxWeb編集部