マンチェスター・U指揮官、前節批判を受けたカゼミーロに信頼の言葉「絶対に必要」
マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督は、カゼミーロへの変わらない信頼を口にした。イギリス『BBC』電子版など各メディアが伝えている。 【動画|前節試合ショートハイライト】マンチェスター・ユナイテッド vs リヴァプール 前節のリヴァプール戦で2失点に絡むプレーをしたカゼミーロは、前半終了後に途中交代を告げられ、試合後には多くの批判が寄せられることになった。そしてマンチェスター・ユナイテッドはパリ・サンジェルマンからウルグアイ代表MFのマヌエル・ウガルテを獲得したことで、カゼミーロはポジション争いに直面することになる。 テン・ハフ監督は、第4節サウサンプトン戦を前にした記者会見に出席した際に、カゼミーロの立場について「彼は絶対に必要だ」と、改めて信頼を強調。同選手への擁護の言葉を次のように残している。 「もちろん状況については彼と話す。しかし仕事で嫌なことは誰にでもあるし、嫌な日を経験したことが無い人はいないだろう。彼(カゼミーロ)は経験豊富だ。悪い試合を経験したのは初めてではないと思うし、これを乗り越えなければならない。人生において良い時あれば悪い時もあるのは普通のことだ」 「私は普段から彼と話をしているし、今回もそうした。しかし我々の選手たちは、このレベルでプレーする際には常に競争があることを知っている。また彼らは、陣容をカバーできる選手がいなければ成功できないことも知っている。各ポジションには少なくとも2人、場合によっては3人必要だ。そして選手たちは、誰が最もチームに適した人であるかを証明しなければならない」 そしてテン・ハフ監督は新加入のウガルテに関して「長い間、私の注目の的だった」と語っており、同選手がスポルティングでプレーしていた時代から、その存在を気にかけていたことを明らかにしている。またウガルテへの期待を次のように語った。 「私は彼を念頭に置いており、スカウト部門もそうだった。我々は彼がチームに合うだろうと判断した。夏の市場の遅い段階での加入だったが、守備と攻撃、攻撃と守備をつなぐ非常に重要なポジションでプレーしている。今後は手助けも必要になるが、彼はすでに多くのことを知っており、役割に適する能力を持っている」
SPOTV NEWS