ベッキー「優等生ぶってる」お悩みをEXITが解決!スタッフの要望を汲む?自分を貫く?"芸能人のブランディング"問題
EXITのりんたろー。さんと兼近大樹さんが、「仕事のプロ意識」や、芸能人としてのブランディングについてベッキーさんと語り合いました。 【写真】現在は2人の娘を育てるママ ベッキーの写真を見る 全盛期には"バラエティ女王"の異名をとっていたベッキーさんは、現在は2人の娘を育てるママ。2019年に結婚した夫の片岡保幸さんは、現役プロ野球選手時代に4年連続で盗塁王に輝いたと経歴が紹介されると、「小さい頃から、足が速い人と結婚したいって言ってた」と語り、笑いを誘いました。
ベッキーが全盛期の忙しさに「10年走ってやっと壊れた」
ベッキーさんは、寝る間もなかったほどに忙しかったという全盛期について、「まったく嫌じゃなかった、テレビに出たかったから。夢中ってこういうことだなって」と喜びも感じていたと語ります。 14歳でデビュー以来、プライベートの時間も削って仕事にまい進していたそうで、"MAX忙しかった"時代はおよそ10年続き、「29歳の時に初めて週に1回はオフがほしい」とお願いしたと語ると、りんたろー。さんと兼近さんもびっくり。 その売れっ子ぶりに、自分たちを重ねたりんたろー。さんは「3年くらいで(EXITのブレイクが)落ち着いて良かったなと思ってる。あのまま走ってたら体か心が壊れてた」と明かすと、ベッキーさんは「そうね、10年走ってやっと壊れたというか…」と自虐を交えて笑いました。 ここでベッキーさんからEXITに「仕事でのプロ意識に悩んでいる」というお悩み相談が。 番組スタッフからの「こういうキャラでお願いします」という要望に応えるのか、要望をはねのけてまで「ベッキー」というブランディングを通すのか、どちらがプロ意識なのかで悩んでいると切り出します。 ベッキーさんは、「今ってスタッフさんの言うことに全部従っていたら『いい子ぶってる』って言われる」と持論を展開し、「私は平成のバラエティを生きてきたから、(スタッフからの)要望には全乗っかりだった」と吐露。 「番組が面白くなるんだったら」と、そちらに従ったと回顧しますが、いつしか「優等生ぶってる」と言われるようになったそう。 自分の意見を貫くことが「仕事仲間を突っぱねてるみたいになる」と表情を曇らせると、兼近さんも「せっかく(スタッフが)作って編集までしたものをぶっ壊してとなる」と同意します。 ベッキーさんは、「スタッフの要望を汲むのがりんたろー。さん、それを跳ねのけてまで本音を言うのが兼近さん。対極な2人がコンビを組んでいる」と、EXITを分析。 りんたろー。さんが「僕は選べないっていうのがありますね。ブランディングとかできないし、押し通すものがない」と自身の仕事への向き合い方について語りますが、そのせいで「たまにとんでもないことになる」こともあるそうで…。 逆に兼近さんは「俺はこうなんで」と自分の意志を貫くため、「損をすることがめっちゃ多い」と明かすと、ベッキーさんも「視聴者には好かれるけれど、現場スタッフには嫌われる」とツッコんで笑い合います。 兼近さんとベッキーさんのやり取りを見ていたりんたろー。さんは、「スタッフの言いなりになっているからって、スタッフにハマってるわけじゃない」と静かなトーンで語りだし、「言うことを聞くと思われてるかもしれないけれど、こいつ面白いなとは思われていない。もう一回使いたいなとは思われていない」と冷静に自己分析をします。 続けて、「達成感がない時もある」と、仕事への向き合い方への不安が止まらないりんたろー。さんに兼近さんは、「泣いてた時、びっくりしたもん」と、りんたろー。さんがとある仕事の後で号泣していたと明かします。 むしろ兼近さんのほうが「うまくいっていなかった」と思った仕事の後、なぜかりんたろー。さんが泣いていたそうで、りんたろー。さんは「マジでタイムスリップできるなら絶対あの瞬間に行く」ときっぱり。 号泣したほどに「やり直したい」番組名をベッキーさんから聞かれると、「『ドキュメンタル(※)』です」と、"大惨事"だったと嘆く番組名を口にして、「かねちーに無理やり(出演を)押し切られた瞬間に戻ってぶん殴ると思う」と、出演自体を悔やんでスタジオを笑いで包みました。 ※『HITOSHI MATSUMOTO presentsドキュメンタル』シーズン13 COMBINED(Amazon Prime Video)の撮影中に、りんたろー。さんが丸刈りになった。 本来のベッキーさんのお悩みについては、EXITの2人とは違って「器用だから悩むのでは」と兼近さんが語ると、りんたろー。さんも「番組によってキャラを分ければいい」とアドバイス。 ベッキーさんは「その番組でしっとりキャラで始まると、もう毒が吐けない」とキャラを使い分けることの難しさを語り、「特番でひと言目に毒を吐いて変な空気になると、今日は"いい子ちゃん"のほうがいいかな」とキャラを自在に使い分けるという「芸能界の処世術」について明かし、EXITの2人を感心させました。 最終的に、兼近さんは「我々はできないけれど、スタッフさんと話し合える人」とベッキーさんを称賛し、「制作に入る」とベッキーさんのお悩みをズバッと解決しました。 (『EXITV』11月12日放送分より)
めざましmedia編集部