社会主義国家の暗号学者として「隠された陰謀」を暴いていくパズルゲーム『What Awaits, Aleksey?』が開発中。『Papers, Please』の影響を受けた作品で、暗号解読のみならず、潜入調査、尋問なども描かれる
ポーランド・ヴェングロフの開発者・JKBCは、暗号学者として国家に従事し、隠された陰謀を暴いていくパズルアドベンチャーゲーム『What Awaits, Aleksey?』を開発中だ。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年の第2四半期に発売される予定だ。 『What Awaits, Aleksey?』は社会主義国家の暗号学者として、謎めいたメッセージを解読するゲームだ。Xへの開発者の投稿によると、本作は『Papers, Please』や『Return of the Obra Dinn』の影響を受けた作品になっている。 ゲームプレイの詳細は執筆時点で不明だが、トレーラーなどからは机の上で機械を操作し、メモ紙に記された暗号を解読している様子が伺える。また、デスクの中には暗号解読にまつわる書類が格納されており、これらに記されている情報を踏まえて、暗号を解いていくことが想像できる。 ストアページには暗号解読のほか、潜入調査や尋問といった要素がゲーム内の要素として挙げられており、暗号解読をベースとしつつも舞台設定にマッチした表現に期待が高まる。 また、直接ゲームプレイに関係するかは不明だが、主人公が上司と会話をしたり、マップを移動している様もトレーラーやスクリーンショットでは確認できる。滑らかに動くドット絵のアニメーションも用いられており、アドベンチャーパートやムービーシーンといった没入感を高める演出も用意されている。 さらに、ストアページのテキストを参照すると、「国家の敵」が企てた陰謀を解明するだけでなく、「国家を裏切れる」ことが示唆されている。全体主義的な国家をモチーフにした作品はこれまでにも複数存在するため、本作ならではのアプローチに注目したいところだ。 興味がある読者は、『What Awaits, Aleksey?』のストアページにアクセスし、ウィッシュリストに登録して第2四半期に予定している発売を待とう。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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