スケートへの愛と反骨精神を纏う!ジャクソン マティス デザイナーの“90’sスケートT”コレクション
アメリカンカルチャー漂うアイテムを展開するジャクソン マティスにとって、90年代のスケートTは、ブランドを形成する大事な要素だ。 ▶︎すべての写真を見る デザイナー 渡邊雅義さんのコレクションはTシャツのみならず、ヴィンテージスウェットやスニーカー、アメリカントイなど多岐にわたる。 コレクション歴は35年、所有量は数えきれないほど!? ゆえに倉庫などで保存しているそう。 「カラフルな色使いに加え、トリッキーな場所にプリントされたロゴなど、今では考えられない自由なデザインに衝撃を受け、とにかく買い漁りました」。
左は、スケートブランド「エレメント」のTシャツで、ボブ・マーリー財団との利権問題で販売中止となった幻の逸品。右は90年代のサンタクルーズの一枚。通称“脇ハンド”と呼ばれる。 「何より好きなのが、メッセージ性の強過ぎる写真やロゴデザイン。今でこそコンプラやガバナンスという言葉が定着していますが、当時は政治や社会を風刺したきわどいメッセージやパロディが当たり前にあって。 シニカルな遊び心は、今の服作りの原点になっています」。 土佐麻里子、笹井タカマサ=写真 オオサワ系=文
OCEANS編集部