押収されたキャッシュカードなど

闇バイトに応募し、医療費の還付金詐欺で口座の手配役をした疑いで30代の会社員の男が逮捕されました。

■キャッシュカードをコインロッカーに入れ、口座の手配をする役割だった

押収品

千葉県市川市の会社員、樋口裕佑容疑者（36）はことし7月、何者かと共謀の上、東京都杉並区の86歳の女性に区役所職員を装い、「医療費の還付金がある。今ならATMで手続きができる」などと電話をかけ、現金およそ190万円を口座に送金させてだまし取った疑いなどが持たれています。 警察によると、樋口容疑者は被害者が振り込むタイミングに合わせてキャッシュカードを駅のコインロッカーに入れるといった口座の手配をする役割をしていたということです。

■高額バイトをうたうXの投稿に応募して紹介され「約400万円の利益を得ていた」

京都府警本部

調べに対し、樋口容疑者は容疑を認めていて、高額バイトをうたうXの投稿に応募したところ口座の手配を紹介され、「およそ400万円の利益を得ていた」と話しているということです。 警察は匿名・流動型犯罪グループいわゆる“トクリュウ”が関わっているとみて捜査しています。