写真：こどもとIT

株式会社エクシードは、小学3年生以上を対象にした「Roblox入門」教材を提供することを2024年12月9日に発表した。これにより、より低学年からゲーム制作を通じてデジタルスキルを学べる新たな選択肢が提供される。 【画像】Roblox Studioを利用した迷路作り 同教材は、プログラミング未経験者向けに特化しており、キーボードやマウス操作に不慣れな児童でも取り組める設計となっている。漢字にはふりがなを付け、英語の専門用語について意味を丁寧に解説し、低学年からステップバイステップで学べるように工夫した。 また、プログラミングを行わず、開発ツール「Roblox Studio」を利用してミニゲームを作成。さまざまなパーツを組み合わせて迷路を作るなど、ゲーム制作を通じてパソコンの基本操作やRoblox Studioの使い方、空間認識能力、座標の考え方を身に付けることができる。 同教材の特徴は、利用者や教室運営者への負担を軽減するコスト設計だ。約3万円程度でスクールの提携パートナーとなることができ、月額3,000円程度のランニングコストで教材の利用を開始できる。さらに、オンライン授業への対応や他教材との併用が可能で、集客範囲や月謝の設定も自由となっている。 エクシードでは「10代のデジタル人材育成」を掲げた新サービスを開発しており、今回の教材リリースはその一環となる。今後はビジュアルプログラミングが可能な独自システムの開発や他社との提携によるライセンス提供など、幅広い展開を予定しているという。 ●教材サンプル動画 Roblox入門 01