大分市に住む写真家の創作作品展が、11日から大分市の複合施設で始まりました。 絵画のような幻想的な世界を演出する作品の数々。複数の写真を合成して作ったものです。大分市在住の写真家、戸崎恵子さんは県美術協会の会員で、制作の傍ら大分市や別府市で写真教室を主宰しています。 【写真を見る】絵画のような幻想的な世界を演出する写真展　ARを使って動画で楽しむことも　大分 展覧会では自身で撮影した写真などを専用ソフトを活用して、合成した作品およそ50点が展示されていて、中でもコロナ禍に描いた、トンネルの先に見える光や収束を祈る女性の作品は当時の心情を表しています。 また、戸崎さん制作の絵本のストーリーを描いた作品は、ARを使って動画で楽しむこともできます。このほか、100点以上の教室の生徒による力作も展示されています。 この作品展は大分市荷揚複合公共施設のコモンスペースで6月いっぱい開かれています。