新井監督に評価されず…?広島、前年から1軍出場がない選手(1)3年ぶりの1軍昇格はあるか
昨季は新井貴浩監督の下で2位に入り、5年ぶりのAクラス入りを果たした広島東洋カープ。虎視眈々とリーグ優勝を狙う今季だが、チームでは一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に長らく二軍暮らしが続く選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない広島の選手を紹介したい。
高橋昂也
投打:左投左打 身長/体重:182cm/95kg 生年月日:1998年9月27日 経歴:花咲徳栄高 ドラフト:2016年ドラフト2位 徐々に復活の道を歩んでいる高橋昂也。今季は2021年以来の一軍登板を目指す。 花咲徳栄高では2年夏から3季連続で甲子園に出場し、3年時には高校日本代表にも選出。藤平尚真(現:楽天)、寺島成輝(元ヤクルト)とともに「高校BIG3」と評され、ドラフト2位で広島東洋カープに入団した。 プロ1年目からファームで好成績を収め、プロ2年目には一軍のマウンドを経験。しかし、同年は6試合で1勝2敗、防御率9.43と辛酸を舐めた。 プロ3年目のシーズン開幕前には、左肘関節内側側副靱帯再建術・尺骨神経剥離術(通称トミー・ジョン手術)を敢行。 2021年は一軍で15試合に登板して5勝をマークしたが、防御率は5.28と物足りない数字に。翌年以降は二軍暮らしが続いている。 今季はファームで救援登板を重ね、開幕から7試合連続無失点の好投を披露していた。しかし、4月28日の中日戦で失点以降、制球を乱す場面が増え始めている。 まずはファームで支配的な投球を取り戻し、まずは3年ぶりとなる一軍マウンドに上がりたい。
ベースボールチャンネル編集部