広島カープ、甲南大・岡本に指名あいさつ ドラフト3位、スカウト「将来性を高く評価」
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)で広島に3位指名された甲南大の岡本が30日、神戸市東灘区の同大学で田村スカウト部長と鞘師スカウト(報徳高出身)のあいさつを受けた。最速149キロ右腕は「入団を現実的に感じた」と表情を引き締めた。 【写真】ドラフトの球団パスを受け取る甲南大の岡本 あいさつで鞘師スカウトは「将来性を高く評価している」と語った。その後、報道陣に対応し「一球一球はすぐに(1軍で)使えるが、まだ続けられない」と体力的な課題を指摘。岡本は開幕1軍を目標に掲げるが、「2、3年後に」と球団は時間をかけて育てる方針だ。 岡本は人口約4700人の徳島県勝浦町出身で、指名後は実家の電話が鳴りっぱなし。本人もコンビニで声をかけられるなど注目度の高さを実感し、「何としてでも頑張る」と意気込みを口にした。(有島弘記)