ホントに“グーグルマップ”より使いやすい!? 日本の有名カーナビメーカーが本気で開発した最新「ナビアプリ」の実力は? 無料版と有料版の違いとは
後発ながら有料プランの提供はアプリに対する自信の証?
パイオニアが提供するスマートフォン向けカーナビ用アプリ「COCCHi(コッチ)」の累計ダウンロード数が、初めて40万件を突破したそうです。 【画像】「えっ!?」これがスマホ「ナビアプリ」の本命です。写真で見る(24枚) GoogleマップやYahoo!カーナビなど強豪が居並ぶ中、後発であるコッチがなぜそこまで人気を集めたのか、有料の「基本プラン」で検証することにしました。
コッチは、パイオニアがカーナビメーカーとして培ってきた技術やノウハウを活用して、2023年9月にサービスを提供を開始したスマートフォン向けカーナビ用アプリです。 Android版/iOS版が用意され、利用プランは月額350円の「基本プラン」と、機能を制限した「無料プラン」の2種類が用意されています。 無料で使えるカーナビ用アプリが数多くある中で、あえてこの時期に有料プランを用意しての登場は、それだけパイオニアが自信を持っている証なのかもしれません。 じつは、パイオニアが実施したコッチのユーザー調査によれば、パイオニア製カーナビを使っている、または使ったことがあると答えた人が全体の7割を超えています。年齢層も大半が40歳代以上とのこと。 つまり、利用者の大半は、少なくともパイオニア製カーナビの性能を知った上でコッチを使っていることになります。これは開発者にとっては、厳しくもやり甲斐のある作業となったのではないでしょうか。 それだけに、パイオニアがコッチの開発においてとくに注力したのが、車載ナビを負けず劣らずの性能を利用者に実感してもらうことでした。 カーナビとしてまず重要なのは、行きたい場所が簡単に探せて、目的地までのルートをわかりやすく案内することです。 そこで、目的地検索ではフリーワードやジャンル、住所などが使え、フリーワードは施設名や電話番号、住所検索に対応し、音声での入力も実現。これにより、運転中であっても簡単に行きたいところが探せることとなり、その便利さは一度使い始めたら二度と手放せなくなるでしょう。 しかも、ありがたいことにコッチでは、検索能力でライバルなし!とまで言われているGoogleとの連携も果たしているのです。なので、コッチで目的地が探せないマイナーな施設でも簡単に探し出すことができ、この連携を駆使すれば、日本全国どんなところでも目的地は探し出せるというわけです。