パリ五輪の文化プログラム 蕭美琴副総統、台湾パビリオンでの出演者を激励
(台北中央社)パリ五輪期間中に開かれる文化プログラム「文化オリンピアード」では台湾の芸術や文化を紹介する「台湾パビリオン」がパリのラ・ヴィレット公園に設置され、台湾から22のパフォーマンス団体が現地を訪れて公演を行う。26日、台北市内で関連の記者会見が開かれ、蕭美琴(しょうびきん)副総統が出演者らを激励した。 蕭氏はあいさつで、五輪にはスポーツの試合の他に、文化オリンピアードで芸術文化を通じてさらに多くの人々を参加させられると言及。また「経済は国を強大にし、文化は国を偉大にする」のを信じていると話した。 出演団体は文化部(文化省)が取りまとめる。同部の李遠(りえん、筆名・小野)部長(大臣)は、今回参加する団体はいずれも芸術の各分野の精鋭たちだと言及。「私たちがついに台湾の名義でパリに行けることを想像すると、とてもわくわくする」と語った。 台湾パビリオンは7月27日から8月10日まで設置される。出演団体は現代台湾の多様な文化的景観を反映させ、自由や平等、ジェンダー、エスニシティなどの価値をオマージュした約60のプログラムを披露する。 (趙静瑜/編集:田中宏樹)