◇Bリーグチャンピオンシップ準々決勝（2024年5月11日　有明コロシアムなど） 　2戦先勝方式の準々決勝が行われた。5季ぶり3度目の優勝を狙うA東京（東地区2位）はホームで連覇を目指す琉球（西地区2位）に73―69で競り勝ち、1勝1敗とした。 　宇都宮（東地区1位）はホームで千葉J（ワイルドカード2位）に67―58で勝利し、1勝1敗。名古屋D（西地区1位）はホームで三河（中地区2位）に78―69で先勝し、初の4強入りに王手をかけた。広島（ワイルドカード1位）はアウェーで三遠（中地区1位）に77―70で先勝。12日は2試合が行われる。 　A東京は再延長にもつれる激戦の末に最大15点差を逆転された前日の第1戦の反省を生かした。この日も序盤から主導権を握り、第2Q途中に最大14点のリード。第3、4Qともに一時2点差に迫られたが、最後まで集中力を切らさずに振り切った。 　ロシターがともに両チーム最多の24得点、13リバウンドの活躍でダブルダブルを達成。アドマイティス監督は「フィジカル面で出だしから負けなかったことが勝因。第3戦はディフェンスリバウンドをしっかり取ることがカギになる」と語った。