年末にかけての天気 たびたび冬将軍襲来 警報級の大雪も 帰省の足に影響の恐れ
31日(火)大晦日にかけて、たびたび強い寒気が南下し、冬の嵐となるでしょう。19日(木)にかけては西日本で大雪となる所がありそうです。22日(日)から23日(月)は長野県や群馬県の山沿いを中心に警報級の大雪の恐れ。車の立ち往生など交通障害に警戒が必要です。年末も冬の嵐となり、帰省の足に影響がでる可能性があります。
19日(木)にかけて西日本の山地で大雪 平地でも積雪か
19日(木)にかけて冬型の気圧配置が強まるでしょう。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が西日本の太平洋側まで南下する見込みです。中国地方や四国では山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。九州北部でも山地を中心に大雪となる恐れがあります。車は冬の装備をお願いします。関東など太平洋側でも一時的に雪や雨の降る所があるでしょう。東京都心の最高気温は8℃と真冬並みとなりそうです。 20日(金)は西から冬型の気圧配置が緩み、21日(土)は低気圧や前線が日本付近を進むでしょう。日本海側は雪や雨が降り、太平洋側でも所々で雨が降りそうです。
22(日)~23日(月) 警報級の大雪の恐れ
22日(日)から23日(月)は再び冬型の気圧配置が強まるでしょう。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が西日本まで南下する見込みです。北海道の日本海側から山陰は雪が降り、積雪が増えるでしょう。長野県や群馬県の山沿いを中心に警報級の大雪となる恐れがあります。車の立ち往生など交通障害に警戒が必要です。風も強まり、ふぶく所もあるでしょう。太平洋側は晴れますが、冷たい北風が吹きつけそうです。 24日(火)は冬型の気圧配置が西から緩み、25日(水)は高気圧が本州付近に移動してくるでしょう。日本海側の大雪のピークは越えそうです。
年末も冬の嵐か 帰省の足に影響の可能性
26日(木)以降は冬の天気分布が続き、日本海側は断続的に雪、太平洋側はおおむね晴れるでしょう。 28日(土)と30日(月)から31日(火)大晦日は、再び冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に冬の嵐となる恐れがあります。帰省で移動の多い時期ですが、高速道路の通行止めなど交通機関に影響のでる可能性があります。最新の気象情報と交通情報をチェックして、安全な移動を心がけてください。 なお、2週間天気は先の予報ほど、変わる可能性がありますので、最新の天気予報をチェックしてください。
日本気象協会 本社 吉田 友海