メイウェザー対マクレガー蹴りを使うかJビーバーが登場するかまで賭け対象
プロボクシングの無敗の元5階級王者、フロイド・メイウェザー・ジュニア(40)と総合格闘技UFCの2階級王者、コナー・マクレガー(28)の“異種最強対決”が、いよいよ8月26日(日本時間27日)にラスベガスで行われるが、その注目のビッグファイトを前に、様々な予想やブックメーカーによる賭けの世界も盛り上がってきた。 フォーブス誌のまとめによると、世紀の一戦の勝敗を占う最新のオッズは、メイウェザーの勝利が1.25倍、マクレガーの勝利が4倍、ドローは34倍で、圧倒的にメイウェザーが有利だ。 2年のブランクがあるといえ対戦ルールがボクシングルールの12回戦であれば、メイウェザーが有利なことは間違いない。使用グローブが10オンスから8オンスに小さく変更されたことで「一発KOを狙う」マクレガーが、番狂わせを起こす可能性も出てきたが、ブックメーカーがメイウェザーを支持するのは当然といえば当然だろう。 試合展開については、さらに細かい予想オッズも出ていて、<勝利が決まる方法>として、メイウェザーの判定勝利が3.5倍、その他の形(TKO、KO)で、メイウェザーが1.77倍、逆に、マクレガーの判定勝利が13倍、その他の形(TKO、KOなど)でマクレガーが4.25倍となっている。 <どちらかがノックダウンで決着>するという予想オッズは、イエスが1.25倍でノーが3.5倍。圧倒的にKO決着が予想され、<どのラウンドで決着するか(どちらが勝ちでもOK)>については、1から3ラウンドが4.5倍、4から6ラウンドが3.8倍、7から9ラウンドが4.33倍、10から12ラウンドが6倍、最終ラウンドまで行って終了が3倍となっている。 そして、ビッグファイトにふさわしく、「そんなものまで」という勝敗以外の多くのことが賭けの対象になっている。プロップベッツといわれる勝敗以外の賭けの項目にはユニークなものが多い。 ボクシングvs総合格闘技の試合らしく、<最初に流血するのかどちらか>は、メイウェザーが4.4倍でマクレガーが1.21倍。<総合格闘家のマクレガーがキックを出す>では、イエスが7.5倍で、ノーが1.055倍。<マクレガーが反則の肘打ちを出す>では、イエスが9倍 ノーが1.062倍となっている。 先日、マクレガーのスパー映像をみたメイウェザーが「反則パンチが多い」と警戒していたが、“プロのハンディ師”は、マクレガーがクリーンファイトに終始すると見ている。 先日、WBC世界バンタム級王者の山中慎介が、4ラウンドTKOで敗れた試合で、セコンドからのタオル投入が早かったかどうかの議論が起きたが、<どちらかの陣営がタオルを投げ入れる>という項目もあり、イエスが4.35倍、ノーが1.17倍で、それぞれの競技を代表する2人の対決に、「ギブアップはないだろう」と予想されている。 またリングイン時の様子の予想までが賭けの対象になっている。