メドベがパリ・マスターズ初戦敗退 今季好調ポピリンに初黒星
【AFP=時事】男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2024)は30日、シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)はアレクセイ・ポピリン(Alexei Popyrin、オーストラリア)に4‐6、6‐2、6‐7(4‐7)で敗れ、今季初優勝をまたも逃した。 【写真】勝利を喜ぶポピリン(その他全8枚) 2020年大会を制したメドベージェフだが、ここ最近はインドア大会を苦手としており、3大会連続で初戦敗退。ポピリンとの直接対決では初黒星を喫した。 8月のナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2024)でマスターズ1000(ATP Masters 1000)初優勝を飾り、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2024)ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を下すなど今季絶好調としている世界ランク24位のポピリンは、トップ5選手から通算3度目の白星を挙げた。 3回戦では、カレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)との対戦が決定。ハチャノフはジョバンニ・エンペチ・ペリカール(Giovanni Mpetshi Perricard、フランス)を6‐7(12‐14)、6‐1、6‐4で退けている。 上位シードでは、アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)とキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)が敗退する中、第8シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)は6‐7(9‐11)、6‐3、7‐5でトマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry、アルゼンチン)を下し、勝ち上がりを決めた。 ディミトロフは来月行われるシーズン最終戦ATPファイナルズ(ATP Finals 2024)の出場権を獲得する可能性を残しており、今大会で優勝となれば出場権争い6位のジョコビッチ、7位のルード、8位のルブレフを追い抜ける。昨年大会で決勝に進出しているディミトロフは、次戦でアルトゥール・リンデルクネシュ(Arthur Rinderknech、フランス)と対戦する。 また、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)がタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)を7‐6(7‐2)、6‐3で破り初戦突破を果たした一方、第6シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)は6‐7(6‐8)、6‐4、4‐6でジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)に屈した。【翻訳編集】 AFPBB News