M-1グランプリ「松本人志の代わり」の審査員“本命”の名前…22日に決勝戦開催
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の決勝戦が22日(テレビ朝日系放送)に迫る中、出場者と同様に注目が集まっているのが審査員だ。 【写真】松本人志が万博アンバサダーを降板しない謎と裁判再開の噂…万博HPに残る宣材写真の意味は? “性加害疑惑問題”で、文藝春秋相手の裁判は取り下げたものの、テレビ復帰のめどが立っていない松本人志(61)に代わって誰が“審査委員長的ポジション”に就くのか。 松本は2001年の番組開始から、04年、15年以外の17大会で審査員を務めてきたが、SNS上では予想合戦がヒートアップ。ちなみに昨年の審査員は、松本人志、博多大吉、山田邦子、中川家・礼二、富澤たけし、塙宣之(ナイツ)、海原ともこの7人だった。スポーツ紙芸能担当記者はこう話す。 「15日に放送される事前特番『M-1グランプリ20回記念 俺たちだって面白い!1万組のエントリー物語』で審査員を発表するとアナウンスされていますが、審査員をやりたがらない人も多く、今年は例年以上に難航していたようです」 松本の代わりに審査員席に座るのは一体、誰なのか。複数のお笑い関係者に聞いてみると、そのうちのひとりはこう話した。 「現実味はさておき、単純に現在、松本さんの代役になり得る芸人は、格でいえば、太田光さんか内村光良さんしか思いつかない。それぞれ実力もあり、若手芸人からの信頼も厚い。太田さんが飾らない気さくな感じのお兄さん的なキャラクターだとすると、内村さんは温かい目で一歩引いて見守るお父さん的な存在。本人が首をタテに振るかは未知数ですが、同じ“お笑い第3世代”である内村さんは、かつて“出禁”となっていたテレビ朝日との関係も雪解けとなっているので、熱心に頼まれれば、もしかするかもしれません」 ■予想合戦がヒートアップ 一方で、別のお笑い関係者はこう話す。 「無難なところでは、オール巨人師匠か上沼恵美子さんでしょうね。2021年を最後に審査員から離れていますが、主催者側も松本さん不在の大会に箔をつける意味で“漫才師のレジェンドを入れたい”という思いは強いはず。“再登板”の可能性はゼロではないと思います」 また、10月に行われた「キングオブコント2024」と同様に、審査員全員を歴代のM-1王者で固めるのではないかという見方もあるという。 「となると中川家・礼二さん、サンドの富澤さんは残留で、他の歴代M-1王者の中から、ブラマヨ・吉田敬さん、笑い飯・哲夫さん、ノンスタ・石田明さんあたりでしょうか。しっかりと結果を出していて、“この人に評価されたい”と思われるような芸人さんであれば、決勝メンバーや視聴者も納得感はあるのではないでしょうか」(同前) 今回、決勝に駒を進めたファイナリストは、ママタルト、令和ロマン、ジョックロック、真空ジェシカ、エバース、トム・ブラウン、ヤーレンズ、ダイタク、バッテリィズの9組。決勝戦はそれに「敗者復活」1組を合わせた10組で争われるが、誰が史上最多のエントリー数1万330組の頂点に立つのか。結果は審査員のメンバーに大きく左右されることはいうまでもないが。 ◇ ◇ ◇ 訴訟は取り下げたものの、一向に復帰のめどが立たない松本人志。【もっと読む】松本人志の頼みの綱はもう「チバテレ」のみ? 主要各局が起用に及び腰でテレビ復帰は茨の道…では、もはや同局しか出演の可能性がないのか否かについて考察している。