阪神D5位・佐野大陽、〝センター返し強制マシン〟で引っ張りグセ矯正だ 恩師から秘密道具授かった
■佐野 大陽(さの・たいよう)
2002(平成14)年2月14日生まれ、22歳。静岡県出身。常葉大橘高では甲子園出場なし。中部大では全日本大学野球選手権大会に出場。日本海L富山に入団した今季は39試合出場、打率・333(リーグ2位)、0本塁打、19打点、出塁率・462(同1位)。25年ドラフト5位で阪神入団。契約金3500万円、年俸700万円。右投げ右打ち。178センチ、81キロ。背番号「45」
■佐野仙好とは
1974年ドラフト1位で中大から阪神に入団。主に外野手として活躍した。81年に最多勝利打点のタイトルを獲得したように勝負強い打撃が光り、85年は6番打者としてリーグ優勝、日本一に貢献。77年4月の大洋戦(川崎)では大飛球をフェンスに激突しながら好捕したが左前頭部の頭蓋骨陥没骨折。その後のラバー設置などにつながるプレーとなった。愛称は名前を音読みした「センコー」。現役引退後は球団フロント入り。統括スカウトなどを務めた。