米朝一門会、桂米朝さんの直弟子いなくても満員 桂南光「師匠も喜びながら悔しがっていると思う」
新春恒例の桂米朝一門会が2日、大阪・サンケイホールブリーゼで開幕した。 昨年6月に桂ざこばさんが急逝し、この日の出演者は桂南光(73)を筆頭に桂雀三郎(75)、桂吉弥(53)ら故・米朝さんにとっては孫弟子、ひ孫弟子ばかり6人で、直弟子がおらず。それでも会場が満員になったことに、南光は劇場から「大入り袋」が出たことを自慢げに明かし「米朝師匠が亡くなられてから今年で10年。今日のメンバーを見てすべて直系のお弟子さんではなく、孫弟子、ひ孫弟子で大入り満員になったということで、米朝師匠も喜びながら悔しがっていると思います」と笑わせた。 一門会は南光、桂米團治(66)らの出演で3日も行われる。