小池都知事が定例会見1月5日(全文1)人に重心、的を当てた施策1つ1つ行う
東京都の小池百合子知事が、5日午後2時から定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】東京都・小池百合子知事が都庁で定例会見(2018年1月5日)」に対応しております。
多摩地域の森林の木材活用について
時事通信:あけましておめでとうございます。よろしくお願いします。 小池:おめでとうございます。それではあらためまして皆さん、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。 今年、最初の定例記者会見でございます。私のほうからまず3本、ご報告等がございますのでお伝え申し上げます。皆さんすでにお気付きだと思いますけれども、本日からご覧のとおり、会見室のプロンプター用の台ですね、これが多摩産材に、そちらにある2つでございますけれども。これはヒノキでできておりまして、今日、この時点ではまだ色が白いんですけれども、これがだんだん時間がたつに従って落ち着いた色になっていくと。だいたい、この演台、これは前からある分ですよね。それに近い色にだんだんなっていくということでございます。 多摩地域には5万ヘクタール以上の森林が広がっているのはご存じのことだと思いますが、その6割がスギ、そしてヒノキの人工林でございます。林業を営む方々が手塩に掛けて育んでこられたものでございます。その多くが植林でございまして、50年間の時間を経て、そろそろ更新時期を迎えているということでありまして、この森林が健全に育ち、そして維持されていくというためにはどうするか。要は木を使うと。お気付いなくではなくて、ぜひ木を使っていただきたいということで1つ、その例を示させていただいているわけでございます。 都のほうでは都営住宅、それからPR効果が高い美術館などで、都の関連施設で、できるだけこの多摩産材を使うように積極的に進めております。また選手村におきましても、この多摩産材を活用するということでございます。それから民間での活用、これを促進するために、都の皆さんが訪ねられますさまざまな商業施設などで多摩産材の利用するところには都からも支援をするということをさせていただいております。それから今年の秋でございますが、東京で実は初めての全国育樹祭、木を育てる祭りですね、育樹祭を開催いたします。この育樹祭を契機といたしまして、森林の魅力であるとか重要性を伝える機会をつくり出していきたいと、このように考えております。広く木材利用の機運を醸成していくということでございます。多摩産材の利用拡大を含めて、豊かな森林を次世代に継承していきたいと考えております。ちなみに奥多摩の山火事は、おかげさまで鎮圧ということでございます。